ショッピングサイト決済けっさい時じだけ偽にせ画面がめん クレジット情報じょうほうを盗ぬすむ

インターネットのショッピングサイトが改かいざんされ、商品しょうひんを購入こうにゅうしようとすると決済けっさいのときだけ偽にせの画面がめんが表示ひょうじされ、クレジットカードの情報じょうほうを盗ぬすまれる被害ひがいが相次あいついでいて、サイバーセキュリティー団体だんたいが注意ちゅういを呼よびかけています。

これは、去年きょねん半なかばから被害ひがいが相次あいついでいる手口てぐちで、ショッピングサイトでクレジットカードを使つかって商品しょうひんを購入こうにゅうしようとすると、決済けっさいのときだけ偽にせの画面がめんが表示ひょうじされ、入力にゅうりょくしたカード情報じょうほうなどが盗ぬすまれます。

偽にせの画面がめんで決済けっさいを終おえようとするとエラーメッセージが出でて、正ただしいサイトに戻もどり、もう一度もういちど試こころみると、今度こんどは正常せいじょうに決済けっさいできるということで、被害ひがいに遭あったことに気付きづきにくくなっています。

被害ひがいは東京とうきょうの電子でんし書籍しょせき販売はんばい会社かいしゃや松山まつやま市しのタオル販売はんばい会社かいしゃなど主おもに中小ちゅうしょう企業きぎょうのサイトで起おきています。

サイバーセキュリティー団体だんたいの「日本にっぽんサイバー犯罪はんざい対策たいさくセンター」によりますと、去年きょねん半なかばからことし10月つき末まつまでで、少すくなくともおよそ100の企業きぎょうのサイトが改かいざんされ、盗ぬすまれたカード情報じょうほうは10万まん件けんに上のぼるということです。

「日本にっぽんサイバー犯罪はんざい対策たいさくセンター」経済けいざい・金融きんゆう犯罪はんざい対策たいさくチームの佐藤さとう朝ちょう哉さんは「カード情報じょうほうを盗ぬすまれても買い物かいものができているので被害ひがいに気付きづきにくいが、エラーメッセージが出でるなどした場合ばあい、注意ちゅういしてほしい」と話はなしています。

ソース：NHK ニュース