北朝鮮きたちょうせん「Ｘえっくすマスプレゼント 何なにを選えらぶかはアメリカ次第しだい」

北朝鮮きたちょうせん外務省がいむしょうは、非核ひかく化かをめぐるアメリカとの協議きょうぎについて談話だんわを発表はっぴょうし、年末ねんまつまでに打開だかい策さくを示しめすよう求もとめるとともに「クリスマスのプレゼントに何なにを選えらぶかは、すべてアメリカの決心けっしんにかかっている」として、何なんらかの対抗たいこう措置そちをとる可能かのう性せいを示唆しさし、けん制けんせいしました。

北朝鮮きたちょうせんは、非核ひかく化かをめぐるアメリカとの協議きょうぎで、制裁せいさいの解除かいじょや米べい韓かん合同ごうどう軍事ぐんじ演習えんしゅうの完全かんぜんな中止ちゅうしなど、アメリカによる敵視てきし政策せいさくの撤回てっかいを求もとめていて、年末ねんまつまでに協議きょうぎの打開だかい策さくを示しめすよう求もとめています。

こうした中なか、北朝鮮きたちょうせん外務省がいむしょうでアメリカを担当たんとうするリ・テソン次官じかんが３さん日にち午後ごご、国営こくえいの朝鮮ちょうせん中央ちゅうおう通信つうしんを通をつうじて談話だんわを発表はっぴょうしました。

この中なかで「年末ねんまつの期限きげんが近ちかづいていることをアメリカに再ふたたび思い出おもいださせたい。われわれは、これまで最大さいだいの忍耐にんたい力りょくを発揮はっきしてわれわれが先制せんせい的てきにとった重大じゅうだいな措置そちを破やぶらないためにすべての努力どりょくをしてきた」として、北朝鮮きたちょうせんが核かく実験じっけんやＩＣＢＭ＝大陸たいりく間かん弾道だんどうミサイルの発射はっしゃ実験じっけんを中止ちゅうししていることを念頭ねんとうに、アメリカに対にたいする不満ふまんをあらわにしました。

そのうえで「いまや残のこっているのはアメリカの選択せんたくであり、近ちかづいているクリスマスのプレゼントに何なにを選えらぶかは、すべてアメリカの決心けっしんにかかっている」として、打開だかい策さくが示しめされなければ何なんらかの対抗たいこう措置そちをとる可能かのう性せいを示唆しさし、アメリカをけん制けんせいしました。

ソース：NHK ニュース