「福島第一ふくしまだいいち原発げんぱつ　２号ごう機きで溶とけた燃料ねんりょうを２０２１年ねんから外そとに出だす」

東京電力とうきょうでんりょくの福島第一ふくしまだいいち原子力げんしりょく発電所はつでんしょでは、国くになどが原子炉げんしろを壊こわしてなくす「廃炉はいろ」のための計画けいかくを進すすめています。

原子炉げんしろの下したには、２０１１年ねんの大おおきな地震じしんのときに、事故じこで溶とけた燃料ねんりょうがあります。溶とけた燃料ねんりょうは放射線ほうしゃせんの量りょうがとても多おおいため、廃炉はいろのためにどうやって外そとに出だすかがとても難むずかしい問題もんだいです。

溶とけた燃料ねんりょうは１号ごう機きから３号ごう機きにあります。国くにのチームは２日ふつか、まず２号ごう機きの燃料ねんりょうを２０２１年ねんから外そとに出だす計画けいかくの案あんを決きめました。

１号ごう機きから３号ごう機きの中なかで、２号ごう機きは事故じこのあと原子炉げんしろの中なかがどうなっているかいちばんよくわかっているためです。

国くにのチームは、この案あんについて、これから福島県ふくしまけんなどの意見いけんを聞きいて、計画けいかくを決きめます。廃炉はいろが全部ぜんぶ終おわるのは２０４１年ねんから２０５１年ねんで、今いままでに決きめていた予定よていと同おなじです。

ソース：NHK ニュース