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ハードディスク流出 ネットオークションで18個落札
2019-12-06 08:40:06

納税などに関する大量の個人情報が入った、神奈川県庁のハードディスク18個が、データの消去と廃棄を請け負った業者の社員によってネットオークションに出品され、外部に流出していたことがわかりました。すべて落札され、このうち9個は依然として回収できていないということで、県は業者に対応を求めています。

神奈川県によりますと、流出が確認されたのは、1つ当たりの容量が3テラバイトのハードディスク18個で、個人や企業の名前が記された納税通知書など、大量の個人情報を含む行政文書が蓄積されていたものもあったということです。
これらは県が東京のリース会社「富士通リース」から借り、県庁の各部署の情報を蓄積する共有サーバーに使用していたもので、交換のため、データを初期化して、ことし4月に返却していました。
「富士通リース」は、データが復元できないよう、データの消去と廃棄を情報機器の処分や再生を手がける東京・中央区の業者「ブロードリンク」に指示していましたが、担当した社員が、その処理をせずにハードディスク18個を持ち出し、インターネットのオークションサイトに出品していたということです。
すでに、すべて落札されていて、このうち9個を落札した人が復元ソフトで確認したところ、大部分のファイルは壊れていた一方、納税に関する個人情報を含むファイルがみつかったということです。
県によりますと、残る9個は3つのアカウントによって落札されていると言うことですが、まだ回収できていないということで、県は富士通リースに対応を求めています。
また、この男性社員のかばんからは、別のハードディスクが5、6個見つかっていて、ブロードリンクは、出品された18個と合わせて、6日、警察に被害届けを提出したということです。
これらは県が東京のリース会社「富士通リース」から借り、県庁の各部署の情報を蓄積する共有サーバーに使用していたもので、交換のため、データを初期化して、ことし4月に返却していました。
「富士通リース」は、データが復元できないよう、データの消去と廃棄を情報機器の処分や再生を手がける東京・中央区の業者「ブロードリンク」に指示していましたが、担当した社員が、その処理をせずにハードディスク18個を持ち出し、インターネットのオークションサイトに出品していたということです。
すでに、すべて落札されていて、このうち9個を落札した人が復元ソフトで確認したところ、大部分のファイルは壊れていた一方、納税に関する個人情報を含むファイルがみつかったということです。
県によりますと、残る9個は3つのアカウントによって落札されていると言うことですが、まだ回収できていないということで、県は富士通リースに対応を求めています。
また、この男性社員のかばんからは、別のハードディスクが5、6個見つかっていて、ブロードリンクは、出品された18個と合わせて、6日、警察に被害届けを提出したということです。
ソース:NHK ニュース