日立造船ひたちぞうせん“世界最大級せかいさいだいきゅう”の「全固体電池ぜんこたいでんち」を開発かいはつ

　全固体電池ぜんこたいでんちは電気でんきをためたり放出ほうしゅつするための「電解質でんかいしつ」が固体こたいで、小ちいさいサイズでより多おおくの電気でんきをより早はやく蓄たくわえられることなどから、液体えきたいでできている「リチウムイオン電池でんち」に代かわる次世代じせだいの電池でんちともいわれています。
　この全固体電池ぜんこたいでんちについて、日立造船ひたちぞうせんは従来じゅうらいの約やく7倍ばいの容量ようりょうの電池でんちの開発かいはつに成功せいこうしたと発表はっぴょうしました。世界最大級せかいさいだいきゅうとみられます。
　マイナス40度どから100度どまで様さまざま々な環境かんきょうで使用しようでき、今後こんご、産業用さんぎょうようの機械きかいや宇宙うちゅうでの活用かつようを目指めざすとしています。
　全固体電池ぜんこたいでんちは世界せかいで開発競争かいはつきょうそうが続つづいていて、国内こくないではトヨタ自動車じどうしゃや村田製作所むらたせいさくしょなども実用化じつようかを目指めざしています。

ソース：NHK ニュース