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自動車爆弾で少なくとも10人死亡 紛争と政治空白のソマリア
2021-03-11 07:10:02

AP通信によりますと、5日、ソマリアの首都モガディシオにあるレストランで自動車爆弾による自爆攻撃があり、少なくとも10人が死亡したということです。地元ジャーナリストは、30人が死亡したと伝えていて、当時レストランは満員だったとも報じられているため、今後犠牲者が増える可能性があります。
犯行声明は出されていませんが、ソマリアでは、厳格なイスラム法の適用を求めるアルカイダ系の反政府武装組織アルシャバブによるテロが相次いでいて、2019年の自爆攻撃では90人以上が死亡しています。また、先月予定されていた大統領選挙が中央政府と地方政府の対立で実施されず、政治的空白が深刻化しています。
ソース:NHK ニュース