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震災10年アンケート 被災者は支援策をこう評価する
2021-03-11 07:54:46

NHKが行った東日本大震災から10年のアンケートで、被災した人たちへのこれまでの支援策について評価を聞いたところ、医療費や税の減免への評価が最も高くなりました。一方、災害公営住宅と高台の造成、土地のかさ上げのスピードに対しては、否定的な評価が多くなりました。
NHKは、去年12月からことし1月にかけて、震災と原発事故で被災した岩手・宮城・福島の4000人余りを対象にアンケートを行い、1805人から回答を得ました。
主な復興の支援策を受けた人に対し、スピードは早かったか遅かったか、手厚さは十分だったか不十分だったかを尋ねた質問では、「医療費や税の減免」への評価が最も高く、
▼スピードは「早かった」が84%、「遅かった」が13%、
▼手厚さは「十分だった」が70%、「不十分だった」が22%でした。
次に評価が高かったのは、「見守り活動など孤立を防ぐための支援」で、
▼スピードは「早かった」が73%、「遅かった」が22%、
▼手厚さは「十分だった」が69%、「不十分だった」が24%でした。
一方で、大規模な工事が必要になるインフラ整備のスピード面については否定的な評価が多くなりました。
このうち「災害公営住宅」については、
▼スピードが「早かった」は42%、「遅かった」は46%、
▼手厚さが「十分だった」は48%、「不十分だった」は38%でした。
また「高台の造成や土地のかさ上げ」については、
▼スピードが「早かった」は37%、「遅かった」は57%、
▼手厚さが「十分だった」は54%、「不十分だった」は36%でした。
多額の費用が投じられたものの、遅れが指摘された「高台の造成や土地のかさあげ」については、整備が必要だったと思うかも尋ねたところ、「必要だった」が84%で、「必要ではなかった」の5%を大きく上回りました。
主な復興の支援策を受けた人に対し、スピードは早かったか遅かったか、手厚さは十分だったか不十分だったかを尋ねた質問では、「医療費や税の減免」への評価が最も高く、
▼スピードは「早かった」が84%、「遅かった」が13%、
▼手厚さは「十分だった」が70%、「不十分だった」が22%でした。
次に評価が高かったのは、「見守り活動など孤立を防ぐための支援」で、
▼スピードは「早かった」が73%、「遅かった」が22%、
▼手厚さは「十分だった」が69%、「不十分だった」が24%でした。
一方で、大規模な工事が必要になるインフラ整備のスピード面については否定的な評価が多くなりました。
このうち「災害公営住宅」については、
▼スピードが「早かった」は42%、「遅かった」は46%、
▼手厚さが「十分だった」は48%、「不十分だった」は38%でした。
また「高台の造成や土地のかさ上げ」については、
▼スピードが「早かった」は37%、「遅かった」は57%、
▼手厚さが「十分だった」は54%、「不十分だった」は36%でした。
多額の費用が投じられたものの、遅れが指摘された「高台の造成や土地のかさあげ」については、整備が必要だったと思うかも尋ねたところ、「必要だった」が84%で、「必要ではなかった」の5%を大きく上回りました。
ソース:NHK ニュース