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福島第一原発3号機 地下の水位上昇 原因は“排水口のつまり”
2021-03-11 07:14:21

廃炉作業が行われている東京電力福島第一原子力発電所3号機の原子炉建屋で、地下階の一角の水位が9日から上昇傾向だったことについて、東京電力が調べたところ、排水口のつまりが原因だったことがわかりました。現在は、清掃を行い水位は低下したということです。
東京電力によりますと、福島第一原発3号機の原子炉建屋で、地下1階の一角にある「三角コーナー」と呼ばれるスペースの水位が、9日午前から10日夜までの間に、およそ23センチ上昇しました。
これについて現場を調査したところ、原子炉建屋の1階の床面にある排水口が、はがれた塗料の膜などで、つまっていたことがわかりました。
このため格納容器から漏れた水が、これまでとは別の経路で地下階に流れていたということで、排水口を清掃したところ、三角コーナーの水位が下がったということです。先月13日の地震との関係は、わからないとしています。
東京電力では、引き続き水位の監視をするとともに、再発防止策を検討するとしています。
これについて現場を調査したところ、原子炉建屋の1階の床面にある排水口が、はがれた塗料の膜などで、つまっていたことがわかりました。
このため格納容器から漏れた水が、これまでとは別の経路で地下階に流れていたということで、排水口を清掃したところ、三角コーナーの水位が下がったということです。先月13日の地震との関係は、わからないとしています。
東京電力では、引き続き水位の監視をするとともに、再発防止策を検討するとしています。
ソース:NHK ニュース