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黒人男性死亡事件 異例の“陪審員選定”手続き開始
2021-03-14 07:10:02

「黒人の命は大事だ」と訴えるデモが全米に広がるきっかけとなった黒人男性の殺害事件で、起訴された白人の元警察官の公判に向けて本格的な手続きが始まりました。
デレク・ショービン被告は去年5月、ミネソタ州で黒人のジョージ・フロイドさんの首をひざで押さえ付けて殺害した罪などに問われています。
公平な判決を期すため、事件について意見に偏りがある陪審員を選ばない方針で、候補者は16ページに及ぶ質問状に回答するという異例の対応が取られています。
CNNによりますと、約200人から最終的に補欠を含めて16人に絞られるということです。
事件をきっかけに「黒人の命は大事だ」と訴える抗議デモが全米に広がったことを受け、公判の行方に注目が集まっています。
ソース:NHK ニュース