緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげん解除かいじょ決定けっていを前まえに専門せんもん家か会合かいごう“すでに再さい拡大かくだい”指摘してきも

菅かん総理そうり大臣だいじんは17日にち、首都しゅと圏けんの1都と3県けんで継続けいぞくしている緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんを、今月こんげつ21日にちの期限きげんで解除かいじょすると表明ひょうめいしました。

これに先立さきだって、新型しんがたコロナウイルス対策たいさくについて助言じょげんする厚生こうせい労働ろうどう省しょうの専門せんもん家か会合かいごうが開ひらかれ「都市とし部ぶではすでに感染かんせんの再さい拡大かくだい、リバウンドが生しょうじ始はじめているのではないかという指摘してきもある」としました。

感染かんせん力りょくが高たかいとされる変異へんいウイルスの監視かんし体制たいせいを早急そうきゅうに強化きょうかし、検査けんさや感染かんせん経路けいろの調査ちょうさを再ふたたび強化きょうかするなどの対策たいさくが必要ひつようだとしています。

会合かいごうでは、緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんが出だされている1都と3県けんの状況じょうきょうを中心ちゅうしんに分析ぶんせきが行おこなわれました。

医療いりょう提供ていきょう体制たいせいについては、自治体じちたいでの入院にゅういん調整ちょうせいの改善かいぜん傾向けいこうが続つづき、病床びょうしょうの使用しよう率りつもステージ4の指標しひょうを継続けいぞく的てきに下回したまわるなど負荷ふかの軽減けいげんが見みられるとしています。

ソース：NHK ニュース