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今後こんごM7クラス地震じしん津波つなみそなを” 政府せいふ地震じしん調査ちょうさ

2021-03-22 20:56:00

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今月こんげつ20にち宮城みやぎけんおき発生はっせいしたマグニチュード6.9の地震じしんについて、政府せいふ地震じしん調査ちょうさ委員いいんかいは、1週間しゅうかん程度ていど最大さいだい震度しんど5きょう程度ていど注意ちゅういするとともに、今後こんごは、さらにつよれをもたらすマグニチュード7クラス地震じしんきる可能かのうせいもあるとしてれや津波つなみへのそなあらためてすすめるようびかけています。
政府せいふ地震じしん調査ちょうさ研究けんきゅう推進すいしん本部ほんぶ地震じしん調査ちょうさ委員いいんかいは、今月こんげつ20にち発生はっせいした宮城みやぎけんおき地震じしんけて22にち夕方ゆうがたから臨時りんじ会合かいごうひらいて観測かんそくデータ分析ぶんせきしました。

今回こんかい地震じしんは、太平洋たいへいようプレートとりくがわのプレートの境界きょうかい発生はっせいし、ずれうごいた領域りょういき一部いちぶは、43ねんまえの1978ねん昭和しょうわ53ねんきた「宮城みやぎけんおき地震じしん」の震源しんげんいき西側にしがわかさなっている可能かのうせいがあるということです。

この領域りょういきでは、30ねん以内いないにマグニチュード7.4前後ぜんご地震じしんが60%から70%の確率かくりつきるとされており、今後こんごくわしい検討けんとう必要ひつようだとしています。

また今回こんかい地震じしん余震よしんこりかた分析ぶんせきした結果けっか、マグニチュード1前後ぜんご小規模しょうきぼ地震じしんこりかたくらべ、マグニチュード3から4程度ていど地震じしんこりかた比較的ひかくてきおおことから、統計とうけいがくてきに、さらにつよきる可能かのうせい指摘してきされたということです。

こうしたことをけて地震じしん調査ちょうさ委員いいんかいは、つよかった地域ちいきでは1週間しゅうかん程度ていど最大さいだい震度しんど5きょう程度ていどれに注意ちゅういするとともに、今後こんごはさらにつよれや津波つなみをもたらすマグニチュード7クラス地震じしんにも注意ちゅうい必要ひつようだとしています。

地震じしん調査ちょうさ委員いいんかい委員いいんちょう防災ぼうさい科学かがく技術ぎじゅつ研究所けんきゅうじょ平田ひらたただし参与さんよは「東北とうほくおき巨大きょだい地震じしん影響えいきょうでマグニチュード7クラス宮城みやぎけんおき地震じしん発生はっせいする確率かくりつがよりたかくなっている可能かのうせいがあり、あらためて注意ちゅういしてほしい」とびかけました。
ソース:NHK ニュース