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ハクトウワシの生息数、2009年以降で4倍に 米
2021-03-27 07:10:02

米国で、かつては絶滅危惧種にも数えられたハクトウワシの生息数が2009年以降で4倍となっていることがわかりました。
報告書によれば、ハワイとアラスカを除く米本土48州の2019年の繁殖期にハクトウワシは31万6700羽以上、つがいは7万1400組以上がいました。
ハクトウワシの数は米本土で1870年から1970年にかけて、狩猟や生息地の減少、強力な殺虫剤DDTの影響で大きく減少しました。
1963年にはつがいはわずか417組に減少しましたが、ハクトウワシを保護するための全国的な取り組みが行われ、1972年にはDDTの使用は禁止されました。ハクトウワシは絶滅危惧種を保護するための法律の対象ともなりました。
ソース:NHK ニュース