「就職しゅうしょく氷河期ひょうがき」世代せだいの支援しえん策さくで“約やく10万まん人にんが正せい社員しゃいんに” 政府せいふ

いわゆる「就職しゅうしょく氷河期ひょうがき」世代せだいをめぐり政府せいふは、企業きぎょうへの助成じょせい金きんなどの支援しえん策さくにより、去年きょねん4月つきからことし1月つきまでにおよそ10万まん人にんが正せい社員しゃいんとして雇用こようされたとして、引き続ひきつづき職場しょくばへの定着ていちゃくを図はかるため、きめ細きめこまかな支援しえんを行おこなっていく方針ほうしんです。

政府せいふはいわゆる「就職しゅうしょく氷河期ひょうがき」世代せだいをめぐり、2020年ねんからの3年間ねんかんで正規せいき雇用こようで働はたらく人ひとを30万まん人にん増ふやす目標もくひょうを掲かかげており、非ひ正規せいきで働はたらく人ひとを正規せいきに切り替きりかえた企業きぎょうへの助成じょせい金きんやハローワークでの専用せんようの窓口まどぐち設置せっちといった支援しえんを講こうじています。

政府せいふのまとめによりますと、こうした支援しえん策さくにより去年きょねん4月つきからことし1月つきまでに「就職しゅうしょく氷河期ひょうがき」世代せだいのおよそ10万まん人にんが正せい社員しゃいんとして雇用こようされたということです。

政府せいふは引き続ひきつづき国家こっか公務員こうむいんとして3年間ねんかんで2000人にんを超こえる規模きぼの採用さいようを目指めざすほか、職場しょくばへの定着ていちゃくを図はかるためきめ細きめこまかな支援しえんを行おこなっていく方針ほうしんです。

そして5月つきをめどに、関係かんけい閣僚かくりょうや経済けいざい団体だんたい、労働ろうどう組合くみあいなどからなる会議かいぎを開ひらいて、今後こんごの支援しえんの在り方ありかたなどを検討けんとうすることにしています。

ソース：NHK ニュース