“インドの人口じんこう ことし14億おく2860万まん人にんに 世界せかい最多さいたの見通みとおし”国連こくれん

国連こくれんは、ことし、インドの人口じんこうが14億おく2860万まん人にんとなり、中国ちゅうごくを抜ぬいて世界せかいで最もっとも多おおくなる見通みとおしだと発表はっぴょうしました。

これは、UNFPA＝国連こくれん人口じんこう基金ききんが19日にちに発表はっぴょうした報告ほうこく書しょの中なかで明あきらかにしたものです。

報告ほうこく書しょによりますと、ことし7月つき1日にち時点じてんの各国かっこくの人口じんこうの推計すいけいでは、インドが14億おく2860万まん人にんとなり、中国ちゅうごくの14億おく2570万まん人にんを290万まん人にん上回うわまわって、世界せかいで最もっとも多おおくなる見通みとおしです。

国連こくれんはこれまでにも、インドの人口じんこうが今後こんごも増ふえ続つづけ、2050年ねんには16億おく6800万まん人にんに達たっする見通みとおしを示しめしていて、背景はいけいとして乳幼児にゅうようじの死亡しぼう率りつが下さがり続つづけることなどをあげています。

また今回こんかいの報告ほうこく書しょは、
▼インドのほか、エジプト、エチオピア、ナイジェリア、タンザニア、コンゴ民主みんしゅ共和きょうわ国こく、パキスタン、フィリピンの8か国かこくで今後こんご人口じんこうが急増きゅうぞうし、2050年ねんまでに予想よそうされる世界せかい人口じんこうの増加ぞうかの半分はんぶんを占しめる見通みとおしである一方いっぽう、
▼欧米おうべいや日本にっぽんなど世界せかいの3分ぶんの2の人ひとが暮くらす地域ちいきでは出生しゅっしょう率りつが低ひくい水準すいじゅんにとどまり、人口じんこうが増ふえていく地域ちいきと減へっていく地域ちいきの二に極きょく化かが進すすむと分析ぶんせきしています。

ソース：NHK ニュース