20日は西日本から東北にかけての各地で気温が30度以上の真夏日になるなど広い範囲でことしいちばんの暑さとなりました。
まだ体が暑さに慣れないこの時期、注意が必要なのが熱中症です。
暑さを避けるポイントを気象予報士の晴山紋音さんがお伝えします。
【動画:1分48秒】
(データ放送ではご覧になれません)
「意識して日陰を歩く」で熱中症予防
熱中症にならないために意識してほしいのが「ひなた」と「日陰」の温度差です。
東京 表参道で20日の午後2時に「ひなた」と「日陰」の気温を測ってみました。
ひなたでは30度を超えていますが、日陰に入ると27.7度と、ひなたよりも数度低くなっていました。
日陰の歩道がある場合は、意識して日陰を歩いたほうが熱中症になりずらくなります。
さらに、地面付近は時に温度が高くなりやすいため、ベビーカーに乗せた子どもなどには注意が必要です。
21日も太平洋側を中心に暑さが続き、最高気温は
▽熊本市と甲府市で29度、
▽名古屋市や前橋市で28度、
▽岐阜市で27度、
▽東京の都心や広島市で26度、
▽高知市で25度、
▽仙台市で24度などと予想されています。
引き続き、熱中症に注意してください。
猛暑は“災害” 命を守る「熱中症」対策