23日に投票が行われた衆参5つの補欠選挙で、自民党は1議席上積みして4議席を、日本維新の会が1議席をそれぞれ獲得した一方、立憲民主党は議席を獲得できませんでした。
今回の補欠選挙を受けて、自民党内からは衆議院の解散をめぐり「野党側の準備が整わないうちに行うべきだ」として、来月のG7広島サミットのあと早期に行うべきだという意見の一方「僅差での勝利も多く、すぐに解散できる状況ではない」という指摘も出ています。
岸田総理大臣は、衆議院の解散について「今、考えていない」としていますが、今後、党内で解散をにらんだ動きが活発化することも予想されます。
これに対し、立憲民主党の泉代表は代表を続投し、早期の解散も念頭に党勢の立て直しを急ぎたい考えですが、党内の一部からは「このままの状況で臨むのは厳しい」として、執行部体制の刷新を求める意見も出ています。
一方、統一地方選挙も含めて躍進した日本維新の会は、次の衆議院選挙で、野党第一党を目指すとしていて、すべての小選挙区への候補者擁立に向け、党の政治塾での人材の募集や育成を進める方針です。
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自民党内 衆院解散にらんだ動きが活発化も 野党は対応急ぐ構え
2023-04-24 21:28:20

衆参5つの補欠選挙で4勝した自民党内では、衆議院の解散をにらんだ動きが活発化することも予想されます。
一方、野党側は、早期の解散を警戒し、党勢の立て直しや候補者擁立などを急ぐ方針です。
一方、野党側は、早期の解散を警戒し、党勢の立て直しや候補者擁立などを急ぐ方針です。

ソース:NHK ニュース