主審しゅしんが試合直後しあいちょくごに殴なぐられ骨折こっせつ　トルコサッカー1部ぶリーグ　エルドアン大統領だいとうりょうも非難ひなん

　トルコのサッカー1部ぶリーグで、主審しゅしんが試合終了直後しあいしゅうりょうちょくごにクラブの会長かいちょうから殴なぐられ、すべてのリーグ戦せんが無期限中止むきげんちゅうしとなりました。

　トルコのアンカラで11日にち、サッカー1部ぶリーグの試合終了直後しあいしゅうりょうちょくごに、主審しゅしんを務つとめたメラー氏しがピッチ上じょうでアンカラギュジュのコカ会長かいちょうから殴なぐられました。

　メラー主審しゅしんはピッチに倒たおれ込こみ、さらに何者なにものかに蹴けられたということです。

　ピッチにはサポーターも乱入らんにゅうしていました。

　メラー主審しゅしんは骨折こっせつし、入院にゅういんしています。

　試合しあいは終了直前しゅうりょうちょくぜんにアンカラギュジュがゴールを許ゆるし、1対たい1の引ひき分わけでした。

　地元当局じもととうきょくはコカ会長かいちょうを含ふくむ3人にんを逮捕たいほしました。

　事件じけんを受うけてトルコのサッカー連盟れんめいは、すべてのリーグ戦せんを無期限中止むきげんちゅうしとしました。

　試合しあいの翌日よくじつ、メラー主審しゅしんは病院びょういんでトルコのエルドアン大統領だいとうりょうから電話でんわで見舞みまいを受うけました。

　エルドアン大統領だいとうりょうは声明せいめいで、「トルコのスポーツ界かいで暴力ぼうりょくは決けっして許ゆるされない」と非難ひなんしています。

ソース：NHK ニュース