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三笠宮妃の百合子さまご逝去 101歳 宮内庁
2024-11-14 22:46:00

三笠宮妃の百合子さまが15日朝、亡くなられました。皇室で最高齢の101歳でした。
百合子さまは、脳梗塞や誤えん性肺炎のため、ことし3月3日に東京・中央区の聖路加国際病院に入院されました。
右の手足の動かしづらさがかなり回復し、肺炎の症状も落ち着いたことなどから、10日余りで集中治療室から一般の病室に移り、療養を続けられました。
さらに、軽い肺炎の症状がみられたことから、8月中旬から9月上旬にかけて3週間余りにわたって再び集中治療室で治療を受けたあと、一般の病室に移って療養を続けられていましたが、今月8日に宮内庁が全身の機能が低下していると発表していました。
その後容体が悪化し、宮内庁によりますと、15日午前6時32分に亡くなられたということです。
百合子さまは、昭和天皇の弟で平成28年に亡くなった三笠宮さまと75年にわたって連れ添い、6月4日には明治以降の皇室で最高齢となる101歳の誕生日を迎えられていました。
皇族が亡くなったのは、8年前に三笠宮さまが亡くなって以来です。
百合子さまが亡くなられたことで、皇室は、天皇陛下と上皇さま、それに皇族方のあわせて16人となりました。
百合子さまは、大正・昭和・平成・令和と激動の時代を歩まれてきました。
※この動画はデータ放送ではご覧になれません。
ソース:NHK ニュース