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日大アメフト前監督・コーチの刑事責任問うのは困難 警視庁
2018-11-13 02:35:58

日本大学アメリカンフットボール部の選手が悪質なタックルをした問題で、警視庁が、反則行為を指示したとされた前の監督やコーチについて刑事責任を問うのは困難だと判断したことがわかりました。警視庁は、こうした意見や捜査結果をまとめた書類を近く検察庁に送付することにしています。
ことし5月、東京・調布市で行われた試合で、日大の選手がパスを投げ終えて無防備な状態だった関西学院大の選手に後ろからタックルする悪質な反則行為をしてけがをさせました。
警視庁は傷害容疑で被害届が出されたことを受け、日大の内田正人前監督(63)や井上奨前コーチ(29)、タックルをした宮川泰介選手(20)から任意で事情を聴くとともに、試合を撮影した複数の映像を解析してきました。
その結果、反則行為を指示したとされた内田前監督と井上前コーチについて、刑事責任を問うのは困難だと判断したということです。
現場にいたほかの複数の選手にも聞き取りを行いましたが、反則行為の明確な指示は確認できなかったということで、警視庁は、こうした意見や捜査結果をまとめた書類を近く検察庁に送付することにしています。
一方、タックルをした宮川選手については、反則行為を行い相手選手にけがをさせたとして傷害の疑いで書類送検する方針です。タックルを受けた選手の父親は、宮川選手について寛大な処分を求める嘆願書を提出し示談がすでに成立していて、刑事責任については今後、慎重に判断されるものとみられます。
警視庁は傷害容疑で被害届が出されたことを受け、日大の内田正人前監督(63)や井上奨前コーチ(29)、タックルをした宮川泰介選手(20)から任意で事情を聴くとともに、試合を撮影した複数の映像を解析してきました。
その結果、反則行為を指示したとされた内田前監督と井上前コーチについて、刑事責任を問うのは困難だと判断したということです。
現場にいたほかの複数の選手にも聞き取りを行いましたが、反則行為の明確な指示は確認できなかったということで、警視庁は、こうした意見や捜査結果をまとめた書類を近く検察庁に送付することにしています。
一方、タックルをした宮川選手については、反則行為を行い相手選手にけがをさせたとして傷害の疑いで書類送検する方針です。タックルを受けた選手の父親は、宮川選手について寛大な処分を求める嘆願書を提出し示談がすでに成立していて、刑事責任については今後、慎重に判断されるものとみられます。
ソース:NHK ニュース