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米大統領選のフェイクニュース「ボット」が拡散 米大学分析
2018-11-21 01:02:59

おととしのアメリカ大統領選挙の際、フェイクニュースなどがツイッターで拡散したのは、「ボット」と呼ばれるコンピュータープログラムによるところが大きかったことがアメリカの大学の分析で分かりました。
アメリカのインディアナ大学の研究グループは、おととしの大統領選挙の前後に信頼性の低い情報源が出したおよそ40万の記事や、こうした記事を広めた1400万近いツイートを分析した結果を、科学雑誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に発表しました。
それによりますと、ツイッターのアカウントのうちで「ボット」とみられるものは全体のおよそ6%でしたが、信頼性が低い記事が拡散された際の31%に関わっていたということです。
また、ボットは投稿された数秒後には記事を拡散していたほか、多くのフォロワーを持つトランプ大統領のアカウントに言及し、拡散させていたケースもあったということです。
研究グループは、さらに分析を進めた結果、ボットとみられるアカウントの一部でも削除すればフェイクニュースの拡散をかなりの部分で防げることも分かったとしています。
インディアナ大学のフィリッポ・メンツァー教授は「コンピューターではなく人が投稿していることが証明できる仕組みの導入などによって、誤った情報の拡散が防げるのではないか」と指摘しています。
それによりますと、ツイッターのアカウントのうちで「ボット」とみられるものは全体のおよそ6%でしたが、信頼性が低い記事が拡散された際の31%に関わっていたということです。
また、ボットは投稿された数秒後には記事を拡散していたほか、多くのフォロワーを持つトランプ大統領のアカウントに言及し、拡散させていたケースもあったということです。
研究グループは、さらに分析を進めた結果、ボットとみられるアカウントの一部でも削除すればフェイクニュースの拡散をかなりの部分で防げることも分かったとしています。
インディアナ大学のフィリッポ・メンツァー教授は「コンピューターではなく人が投稿していることが証明できる仕組みの導入などによって、誤った情報の拡散が防げるのではないか」と指摘しています。
ソース:NHK ニュース