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あおり運転 裁判で被害者の母親「殺されたとしか思えない」
2018-12-10 02:01:42

神奈川県の東名高速道路であおり運転で停車させられたワゴン車がトラックに追突され家族4人が死傷した事故の裁判で、事故で息子を失った母親が「息子夫婦は殺されたとしか思えない」などと意見を述べ、危険運転致死傷などの罪に問われている被告に厳しい刑を求めました。
去年6月、神奈川県の東名高速道路であおり運転を受けて停車したワゴン車が後続のトラックに追突され、萩山嘉久さん(45)と妻の友香さん(39)が死亡し娘2人がけがをしました。福岡県中間市の無職 石橋和歩被告があおり運転の末に事故を引き起こしたなどとして危険運転致死傷などの罪に問われています。
10日、横浜地方裁判所で開かれた裁判で、亡くなった嘉久さんの母親の文子さんが意見陳述を行い「もっともっと長生きしてほしかったし、失った悲しみを乗り越えることはできません。裁判で納得いくような説明をしてほしかったが、残念ながらそれを聞くことはできませんでした」と声を詰まらせながら述べました。
そのうえで「何という罪になっても私には息子夫婦2人が殺されたとしか思えません」として、石橋被告に厳しい刑を求めました。
また、萩山さんの17歳の長女が書いた手紙が読み上げられ、このなかで長女は「父と母が亡くなり、辛すぎて耐えられません。大切な両親を失い、どれだけ涙を流したことでしょう。父や母のことを考えると厳罰に処してほしいです」と訴えました。
石橋被告は終始、うつむいたままでした。このあと検察が石橋被告に対する求刑を行う予定です。
10日、横浜地方裁判所で開かれた裁判で、亡くなった嘉久さんの母親の文子さんが意見陳述を行い「もっともっと長生きしてほしかったし、失った悲しみを乗り越えることはできません。裁判で納得いくような説明をしてほしかったが、残念ながらそれを聞くことはできませんでした」と声を詰まらせながら述べました。
そのうえで「何という罪になっても私には息子夫婦2人が殺されたとしか思えません」として、石橋被告に厳しい刑を求めました。
また、萩山さんの17歳の長女が書いた手紙が読み上げられ、このなかで長女は「父と母が亡くなり、辛すぎて耐えられません。大切な両親を失い、どれだけ涙を流したことでしょう。父や母のことを考えると厳罰に処してほしいです」と訴えました。
石橋被告は終始、うつむいたままでした。このあと検察が石橋被告に対する求刑を行う予定です。
ソース:NHK ニュース