世界保健機関(WHO)が7日に交通事故死について報告書を発表しました。それによると、2016年に交通事故で死亡した人は世界で135万人に達しました。死者数はエイチアイブイ・エイズを上回って全体では8位に上昇しました。
交通事故死の割合が最も少ないのはアメリカ大陸とヨーロッパで、10万人当たりの死者数はアメリカ大陸が15.6人、ヨーロッパが9.3人でした。一方、死亡率が高いアフリカは10万人当たり26.6人、東南アジアは20.7人に上ります。
世界の死者のうち、29%は車内にいた人、28%は二輪や三輪バイクの運転者、26%は歩行者と自転車でした。