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中国で拘束経験あるカナダ人男性 過酷な実態を証言
2018-12-15 06:27:24

中国の通信機器大手、ファーウェイの孟晩舟副会長がカナダ当局に逮捕されたあと、中国でカナダ人男性2人が拘束されていることに関連して、カナダの公共放送は、中国で拘束された経験があるカナダ人男性が、収容施設での過酷な実態を証言する様子を伝えました。
カナダの公共放送CBCは13日、ラジオ番組の中で、4年前の2014年に中国で妻とともに拘束され、その後、1年7か月の間、収容施設での生活を余儀なくされたカナダ人の男性、ケビン・ガラットさんに当時の状況を聞きました。
この中でガラットさんは、「狭い部屋に別の14人の人たちとともに収容され、月に1度、30分だけ許されたカナダ大使館の職員との面会以外、部屋から出ることは認められなかった」と証言しました。
さらに、「食事やシャワーなど、生活のすべてを部屋の中で済まさなければならなかった。シャワー室はガラス張りで、常にカメラで監視され、非常に過酷な環境だった」と述べて、中国に拘束されているカナダ人男性2人が置かれている境遇を案じていました。
ガラットさんが拘束される1か月前に、中国人男性がアメリカ軍の機密情報を盗んだ疑いでカナダ当局に逮捕されていて、ガラットさんは、今回のケースは当時と状況が似ているとして、中国政府によるカナダへの報復措置ではないかと話しているということです。
この中でガラットさんは、「狭い部屋に別の14人の人たちとともに収容され、月に1度、30分だけ許されたカナダ大使館の職員との面会以外、部屋から出ることは認められなかった」と証言しました。
さらに、「食事やシャワーなど、生活のすべてを部屋の中で済まさなければならなかった。シャワー室はガラス張りで、常にカメラで監視され、非常に過酷な環境だった」と述べて、中国に拘束されているカナダ人男性2人が置かれている境遇を案じていました。
ガラットさんが拘束される1か月前に、中国人男性がアメリカ軍の機密情報を盗んだ疑いでカナダ当局に逮捕されていて、ガラットさんは、今回のケースは当時と状況が似ているとして、中国政府によるカナダへの報復措置ではないかと話しているということです。
ソース:NHK ニュース