正月しょうがつに餅もち詰つまらせ搬送はんそう ７なな割わりが元日がんじつに集中しゅうちゅう 注意ちゅういして食たべて

過去かこ５ご年間ねんかんの正月しょうがつ三が日さんがにちに、都内とないで餅もちをのどに詰つまらせて病院びょういんに搬送はんそうされたおよそ100人にんのうち、７なな割わりが元日がんじつに集中しゅうちゅうしていることが東京とうきょう消防庁しょうぼうちょうの調しらべでわかりました。東京とうきょう消防庁しょうぼうちょうは多おおくの人ひとが元日がんじつに久ひさしぶりに餅もちを食たべることから詰つまらせやすいとみて、注意ちゅういを呼よびかけています。

東京とうきょう消防庁しょうぼうちょうによりますと、平成へいせい26年ねんからことしまでの５ご年間ねんかんの正月しょうがつ三が日さんがにちに、都内とないで餅もちをのどに詰つまらせて病院びょういんに搬送はんそうされた人ひとは合あわせて97人にんで、このうち５ご人にんが死亡しぼうしました。

搬送はんそうされた人ひとの９きゅう割わりは60歳さい以上いじょうが占しめていて、餅もちをかんだり飲み込のみこんだりする力ちからが弱よわいことが原因げんいんとみられるということです。

また、過去かこ５ご年間ねんかんに搬送はんそうされた97人にんを日付ひづけ別べつに調しらべると、全体ぜんたいのおよそ７なな割わりにあたる合あわせて66人にんが、いずれも元日がんじつに搬送はんそうされていたことがわかりました。

東京とうきょう消防庁しょうぼうちょうは多おおくの人ひとが元日がんじつに久ひさしぶりに餅もちを食たべることからのどに詰つまらせやすいとみて、注意ちゅういを呼よびかけています。

具体ぐたい的てきには、餅もちは小ちいさく切きって急いそがずによくかんで食たべるほか、詰つまらせた場合ばあいに備そなえて、あらかじめ応急おうきゅう手当てあての方法ほうほうを理解りかいしておいてほしいと呼よびかけています。

ソース：NHK ニュース