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平成最後の新年一般参賀 天皇陛下「安寧と幸せを祈ります」
2019-01-02 04:55:17

2日、皇居で一般参賀が行われ、天皇陛下が「わが国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります」とあいさつされました。ことし4月の天皇陛下の退位を前に、両陛下が天皇皇后として参賀にこたえられるのは2日が最後で、皇居周辺には午前中から大勢の人たちが詰めかけました。
東京は快晴となり、皇居の正門には開門前の時点で去年を大幅に上回る3万人余りが集まりました。
このため予定より15分早く午前9時15分に門が開けられ、待っていた人たちは二重橋を通って宮殿の前に向かいました。
天皇皇后両陛下は、皇太子ご夫妻など皇族方とともに午前中3回、宮殿のベランダに立ち、訪れた人たちに笑顔で手を振ってこたえられました。
天皇陛下は「新年おめでとう。晴れ渡った空のもと、皆さんとともに新年を祝うことをまことに喜ばしく思います。本年が少しでも多くの人々にとりよい年となるよう願っています。年頭にあたり、わが国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります」とあいさつされました。
ことし4月の天皇陛下の退位を前に、両陛下が天皇皇后として参賀にこたえられるのは2日が最後で、天皇陛下のおことばが終わるとあちらこちらから「天皇陛下どうもありがとうございました」などと感謝の声があがっていました。
宮内庁によりますと、午前11時半までに5万8000人余りが参賀に訪れたということです。
天皇ご一家は午後も2回、ベランダに立たれる予定です。
このため予定より15分早く午前9時15分に門が開けられ、待っていた人たちは二重橋を通って宮殿の前に向かいました。
天皇皇后両陛下は、皇太子ご夫妻など皇族方とともに午前中3回、宮殿のベランダに立ち、訪れた人たちに笑顔で手を振ってこたえられました。
天皇陛下は「新年おめでとう。晴れ渡った空のもと、皆さんとともに新年を祝うことをまことに喜ばしく思います。本年が少しでも多くの人々にとりよい年となるよう願っています。年頭にあたり、わが国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります」とあいさつされました。
ことし4月の天皇陛下の退位を前に、両陛下が天皇皇后として参賀にこたえられるのは2日が最後で、天皇陛下のおことばが終わるとあちらこちらから「天皇陛下どうもありがとうございました」などと感謝の声があがっていました。
宮内庁によりますと、午前11時半までに5万8000人余りが参賀に訪れたということです。
天皇ご一家は午後も2回、ベランダに立たれる予定です。
徹夜組も 皇居正門前に長蛇の列
一般参賀にはガイドに引率された団体の観光客やカメラを持った家族連れなど大勢の人たちが訪れ、皇居の正門前に長蛇の列を作りました。
早い人は1日夜から並び始めたということで、開門前の午前9時15分の時点で3万人余りもの人たちが皇居前広場や周辺の道路に詰めかけました。
一般参賀が始まってからも皇居前の大通りに何重もの列ができるほど大勢の人たちが訪れ、警視庁の機動隊員がスピーカーを使って「ゆっくり前の人に続いてお進みください」と呼びかけていました。
早い人は1日夜から並び始めたということで、開門前の午前9時15分の時点で3万人余りもの人たちが皇居前広場や周辺の道路に詰めかけました。
一般参賀が始まってからも皇居前の大通りに何重もの列ができるほど大勢の人たちが訪れ、警視庁の機動隊員がスピーカーを使って「ゆっくり前の人に続いてお進みください」と呼びかけていました。
平成最後 初めて来た人も
千葉県から訪れた11歳の小学生の女の子は「平成最後ということで初めて一般参賀に来ました。天皇陛下は本当にすばらしい方で、会えることにわくわくしています」と話していました。
都内の21歳の男性は「天皇陛下はこれまでも戦没者の慰霊や被災地訪問など本当に国民に寄り添ってくださいました。退位されることは残念ですが健康のことを考えるとしかたがないと思います。きょう多くの人が来ているのを見て、天皇陛下が多くの国民に愛されているということを改めて感じます」と話していました。
都内の77歳の女性は「いつも笑顔の両陛下が大好きで、毎年一般参賀に来ています。今まで本当にありがとうございましたと声をかけたいです。これから静かに過ごしていただきたいです」と話していました。
都内の23歳の会社員の男性は「地元が福岡県で、これまで天皇陛下は遠い存在でしたが、平成最後ということで初めて一般参賀に来ました。この30年間、天皇陛下が果たされてきた責務というのがこの大勢の人出に表れているのだと思います。天皇陛下の誕生日のおことばにあった平成を戦争のない時代として終えられるということが一国民としてうれしいです」と話していました。
都内の21歳の男性は「天皇陛下はこれまでも戦没者の慰霊や被災地訪問など本当に国民に寄り添ってくださいました。退位されることは残念ですが健康のことを考えるとしかたがないと思います。きょう多くの人が来ているのを見て、天皇陛下が多くの国民に愛されているということを改めて感じます」と話していました。
都内の77歳の女性は「いつも笑顔の両陛下が大好きで、毎年一般参賀に来ています。今まで本当にありがとうございましたと声をかけたいです。これから静かに過ごしていただきたいです」と話していました。
都内の23歳の会社員の男性は「地元が福岡県で、これまで天皇陛下は遠い存在でしたが、平成最後ということで初めて一般参賀に来ました。この30年間、天皇陛下が果たされてきた責務というのがこの大勢の人出に表れているのだと思います。天皇陛下の誕生日のおことばにあった平成を戦争のない時代として終えられるということが一国民としてうれしいです」と話していました。
ソース:NHK ニュース