太陽光たいようこう発電はつでんの買い取かいとり価格かかく 新しん年度ねんどに22％引き下ひきさげへ

太陽光たいようこうで発電はつでんした電気でんきの買い取かいとり価格かかくが、新しん年度ねんど（2019年度ねんど）に20％余あまり引き下ひきさげられる見通みとおしになりました。これにより、一般いっぱんの家庭かていでは再生さいせい可能かのうエネルギーをめぐる料金りょうきん負担ふたんの抑制よくせいにつながることが期待きたいされます。

太陽光たいようこうなどの再生さいせい可能かのうエネルギーは、国くにが毎まい年度ねんど、決きめた価格かかくで、電力でんりょく会社かいしゃが事業じぎょう者しゃから買い取かいとることを義務ぎむづけ、そのコストは家庭かていの電気でんき料金りょうきんに上乗うわのせされています。

このうち最もっとも件数けんすうが多おおい、発電はつでん能力のうりょくが500キロワット未満みまんの太陽光たいようこうについて、経済けいざい産業さんぎょう省しょうは１いちキロワットアワー当あたり、現在げんざい18円えんとなっている買い取かいとり価格かかくを、新しん年度ねんどは22％引き下ひきさげ、14円えんとする方針ほうしんを固かためました。

太陽光たいようこうの買い取かいとり価格かかくは、参入さんにゅうを後押あとおしするため高値たかねに設定せっていされていましたが、その一方いっぽうで、家庭かていにとっては上乗うわのせ料金りょうきんの負担ふたんが重おもいという指摘してきも出でていました。

経済けいざい産業さんぎょう省しょうとしては太陽光たいようこうパネルなどのコストが下さがってきていることから、買い取かいとり料金りょうきんを早はやければ、2022年度ねんどに今いまの半額はんがく以下いかに引き下ひきさげる方針ほうしんを示しめしていて、今後こんご、家庭かていの負担ふたん抑制よくせいにつながることが期待きたいされます。

経済けいざい産業さんぎょう省しょうはこれらの見直みなおし案あんを９きゅう日にちに開ひらかれる審議しんぎ会かいで、正式せいしきに決きめることにしています。

ソース：NHK ニュース