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“あおり運転”に異例の殺人罪 被告「事件でなく事故」 大阪
2019-01-15 03:19:30

去年、堺市で大型バイクに乗った大学生を車で執ようにあおった末に追突して死亡させたとして、あおり運転では異例の殺人の罪で起訴された男の裁判が始まりました。被告があおり運転を否定したのに対し、検察は殺意があったとしてドライブレコーダーの映像を法廷で再生しました。
去年7月、堺市の府道で大型バイクに乗っていた大学4年生の高田拓海さん(22)が乗用車に追突され死亡しました。
検察は、乗用車を運転していた堺市の元警備員、中村精寛被告(40)がバイクに追い抜かれたことに腹を立て執ようにあおったうえで故意に追突したとしてあおり運転では異例の殺人の罪で起訴しました。
15日から大阪地方裁判所堺支部で裁判員裁判が始まり、中村被告は事故を起こしたことを認めた一方で「故意に衝突させたことや腹を立てて追跡したことはありません」と述べ、あおり運転を否定しました。
また弁護士は「ブレーキをかけたが間に合わなかった。事件ではなく事故だ」として過失運転致死の罪にとどまると主張しました。
一方、検察は被告に殺意があったのは明らかだとして、法廷でドライブレコーダーの映像を再生しました。
映像には激しくクラクションを鳴らしながら猛スピードでバイクを追いかけ追突するまでの一部始終が映っていて、最後に被告が「はい、終わり」と言う声も記録されていました。
検察は、乗用車を運転していた堺市の元警備員、中村精寛被告(40)がバイクに追い抜かれたことに腹を立て執ようにあおったうえで故意に追突したとしてあおり運転では異例の殺人の罪で起訴しました。
15日から大阪地方裁判所堺支部で裁判員裁判が始まり、中村被告は事故を起こしたことを認めた一方で「故意に衝突させたことや腹を立てて追跡したことはありません」と述べ、あおり運転を否定しました。
また弁護士は「ブレーキをかけたが間に合わなかった。事件ではなく事故だ」として過失運転致死の罪にとどまると主張しました。
一方、検察は被告に殺意があったのは明らかだとして、法廷でドライブレコーダーの映像を再生しました。
映像には激しくクラクションを鳴らしながら猛スピードでバイクを追いかけ追突するまでの一部始終が映っていて、最後に被告が「はい、終わり」と言う声も記録されていました。
ソース:NHK ニュース