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キム委員長「目標へ1歩1歩」2回目の米朝首脳会談に意欲
2019-01-24 00:14:45

北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長は、アメリカを訪問してトランプ大統領と面会した側近から訪米結果について報告を受け、この中で「アメリカとともに到達すべき目標に向かって1歩1歩進んでいく」と述べて、来月下旬に行われる2回目の米朝首脳会談に意欲を示しました。
北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の側近のキム・ヨンチョル副委員長は今月17日から3日間、アメリカを訪問し、トランプ大統領などと面会しました。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信は24日朝、キム委員長が23日、キム副委員長から訪米結果の報告を受けたと伝えました。
この中でキム委員長は、トランプ大統領からの書簡を受け取って非常に満足したと伝え、「トランプ大統領が2回目の首脳会談に大きな関心を持ち、問題解決のため、強い決断力と意志を明らかにしたことを高く評価した」としています。
そのうえで、「トランプ大統領の肯定的な考え方を信じ、忍耐と善意の感情をもって待つ。アメリカとともに到達すべき目標に向かって、1歩1歩進んでいく」と述べて、来月下旬に行われる首脳会談に意欲を示しました。
ただ、米朝協議をめぐっては、北朝鮮が核実験場の閉鎖など非核化に向けた措置を先にとったと主張して経済制裁の緩和などを求めているのに対し、アメリカはさらに具体的な措置が必要だとしていて、双方の立場の隔たりが残ったままとみられ、首脳会談に向けて駆け引きが続きそうです。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信は24日朝、キム委員長が23日、キム副委員長から訪米結果の報告を受けたと伝えました。
この中でキム委員長は、トランプ大統領からの書簡を受け取って非常に満足したと伝え、「トランプ大統領が2回目の首脳会談に大きな関心を持ち、問題解決のため、強い決断力と意志を明らかにしたことを高く評価した」としています。
そのうえで、「トランプ大統領の肯定的な考え方を信じ、忍耐と善意の感情をもって待つ。アメリカとともに到達すべき目標に向かって、1歩1歩進んでいく」と述べて、来月下旬に行われる首脳会談に意欲を示しました。
ただ、米朝協議をめぐっては、北朝鮮が核実験場の閉鎖など非核化に向けた措置を先にとったと主張して経済制裁の緩和などを求めているのに対し、アメリカはさらに具体的な措置が必要だとしていて、双方の立場の隔たりが残ったままとみられ、首脳会談に向けて駆け引きが続きそうです。
ソース:NHK ニュース