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警察官射殺 元巡査に懲役25年求刑「未成年考慮の必要なし」
2019-02-04 09:15:52

去年、滋賀県彦根市の交番で教育係の上司を拳銃で撃って殺害した、当時19歳の元巡査の裁判で、検察は「現職の警察官が起こした前代未聞の事件で、未成年だったことも考慮する必要はない」などとして、懲役25年を求刑しました。
当時19歳の元巡査は、去年4月、勤務していた彦根市の交番で、教育係だった上司の井本光巡査部長(41)を拳銃で撃って殺害したとして、殺人と銃刀法違反の罪に問われています。
大津地方裁判所で開かれた4日の裁判員裁判で、検察は「当時は精神的に追い込まれていたが、判断能力がそれほど低下していたとは言えない。現職の警察官が貸与された拳銃で起こした前代未聞の事件で、強い非難に値する。みずから志望して警察官になり10か月間にわたって警察学校で学んでいるので、未成年だったことも考慮する必要はない」などとして、懲役25年を求刑しました。
一方、弁護側は「判断力と行動をコントロールする力が著しく低下していた」として、刑を軽くするよう求めました。
元巡査は最後に「今まで聞いたこともないような大きな事件を起こしてしまい、絶望の底に落とされたご遺族はもちろん、命を奪ってしまった井本さんに対して本当に申し訳なく思っています」などと述べ、井本さんの妻に向かって頭を下げ謝罪しました。
判決は今月8日に言い渡されます。
大津地方裁判所で開かれた4日の裁判員裁判で、検察は「当時は精神的に追い込まれていたが、判断能力がそれほど低下していたとは言えない。現職の警察官が貸与された拳銃で起こした前代未聞の事件で、強い非難に値する。みずから志望して警察官になり10か月間にわたって警察学校で学んでいるので、未成年だったことも考慮する必要はない」などとして、懲役25年を求刑しました。
一方、弁護側は「判断力と行動をコントロールする力が著しく低下していた」として、刑を軽くするよう求めました。
元巡査は最後に「今まで聞いたこともないような大きな事件を起こしてしまい、絶望の底に落とされたご遺族はもちろん、命を奪ってしまった井本さんに対して本当に申し訳なく思っています」などと述べ、井本さんの妻に向かって頭を下げ謝罪しました。
判決は今月8日に言い渡されます。
ソース:NHK ニュース