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柔道 ロンドン五輪で金メダルの松本薫が引退会見
2019-02-07 07:19:35

オリンピックの柔道で2大会連続のメダルを獲得し、「野獣」というニックネームで親しまれた松本薫選手が、現役引退の記者会見を行い、「優先順位の一番が柔道から子どもになり、子育てと両立しながら『野獣』としての自分を維持していくのは難しかった」と引退の理由を説明しました。
松本選手は7日に都内で記者会見し、冒頭で「本日をもって柔道競技から引退することを報告します。これからは第二の人生、違う形でスタートを切っていきます」と話しました。
31歳の松本選手は、オリンピックでは2012年のロンドン大会の女子57キロ級でこの大会日本柔道唯一の金メダル、続くリオデジャネイロ大会では銅メダルを獲得し、闘争心あふれる戦いぶりから「野獣」のニックネームで親しまれました。
その後、一時、競技から離れ、結婚と出産を経て復帰しましたが、去年11月に国内の大会で敗れ、東京オリンピックの出場は極めて厳しい状況となっていました。
松本選手は、引退の理由について「私の優先順位の一番が柔道より子どもになった。闘争心もなくなってきて、競技者としては終わったと気付いた。子育てと両立しながら『野獣』としての自分を維持していくのは難しかった」と述べ、去年11月の大会の直後に引退を決意したことを明かしました。
そして、柔道について「目標であり夢であり、柔道を通して成長することができた。私にとって柔道とは『教育柔道』だった」と独特のことばで思いを語りました。
松本選手は今後、来週、都内でオープンする予定のアイスクリームの販売店のスタッフとして店頭に立ったり、商品開発を行ったりするということです。
松本選手は「今までは柔道で皆さんに笑顔を届けてきたけれど、これからはアイスクリ-ムで勝負をして、一人一人が笑顔になってもらえるようにしたい」と今後について話しました。
松本選手は、畳の上を離れるとユニークなキャラクターでも知られていて、会見は終始和やかな雰囲気で進み、何度も報道陣から笑いが起こっていました。
31歳の松本選手は、オリンピックでは2012年のロンドン大会の女子57キロ級でこの大会日本柔道唯一の金メダル、続くリオデジャネイロ大会では銅メダルを獲得し、闘争心あふれる戦いぶりから「野獣」のニックネームで親しまれました。
その後、一時、競技から離れ、結婚と出産を経て復帰しましたが、去年11月に国内の大会で敗れ、東京オリンピックの出場は極めて厳しい状況となっていました。
松本選手は、引退の理由について「私の優先順位の一番が柔道より子どもになった。闘争心もなくなってきて、競技者としては終わったと気付いた。子育てと両立しながら『野獣』としての自分を維持していくのは難しかった」と述べ、去年11月の大会の直後に引退を決意したことを明かしました。
そして、柔道について「目標であり夢であり、柔道を通して成長することができた。私にとって柔道とは『教育柔道』だった」と独特のことばで思いを語りました。
松本選手は今後、来週、都内でオープンする予定のアイスクリームの販売店のスタッフとして店頭に立ったり、商品開発を行ったりするということです。
松本選手は「今までは柔道で皆さんに笑顔を届けてきたけれど、これからはアイスクリ-ムで勝負をして、一人一人が笑顔になってもらえるようにしたい」と今後について話しました。
松本選手は、畳の上を離れるとユニークなキャラクターでも知られていて、会見は終始和やかな雰囲気で進み、何度も報道陣から笑いが起こっていました。
ソース:NHK ニュース