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「タイトル42」終了 NY市が移民収容義務を一部停止
2023-05-14 07:10:02

アメリカ・ニューヨーク市ではビザなし越境者を即時送還できる措置「タイトル42」の終了によって移民が流入することを懸念し、希望するすべての人にシェルターの提供を義務付ける法律の一部を一時停止しました。
ビザなし越境者を亡命申請の審査なしに送還できる措置「タイトル42」は、11日深夜に期限が切れます。
失効を前にニューヨークのアダムス市長は10日、移民を含むすべての人にシェルターを提供しなければいけないという法律の一部を11日から5日間停止すると発表しました。
9日現在、市が運営するシェルターには移民やホームレスら約7万9000人が収容されています。
去年10月以降毎日最多を更新していて、受け入れる施設が不足しています。
市は、「タイトル42」が失効すれば1日あたり1000人規模の移民が流入すると予想しています。
ソース:NHK ニュース