昭和22年に創業した珠洲市野々江町にある焼酎メーカーでは、今回の地震で仕込み用のタンクが傾いたり、配管がゆがんだりする被害があったほか、地震から1週間以上がたった今も敷地内の断水が続いています。
このため、焼酎を入れる瓶の洗浄作業ができず、地震が発生した今月5日以降、製造ができていないということです。
Show Furigana
石川 珠洲 焼酎の製造作業 地震の断水で再開のめど立たず
2023-05-14 07:58:39

今月5日の地震で震度6強の揺れを観測した石川県珠洲市の焼酎メーカーでは、敷地内の断水で焼酎の瓶詰めができない状態が1週間以上続いていて、作業を再開できるめどは立っていません。


地震の前に製造した分の在庫があるため、当面は出荷に影響はないものの、作業が再開できるめどは立っていないということです。
焼酎メーカー、「日本醗酵化成」の藤野浩史社長は「コロナ禍で落ち込んだ売り上げがことしに入って戻りつつあり、『これからだ』というタイミングでの地震でした。復旧にどれぐらいの時間がかかるか分かりませんが、製造を続けていきたい」と話していました。
焼酎メーカー、「日本醗酵化成」の藤野浩史社長は「コロナ禍で落ち込んだ売り上げがことしに入って戻りつつあり、『これからだ』というタイミングでの地震でした。復旧にどれぐらいの時間がかかるか分かりませんが、製造を続けていきたい」と話していました。
ソース:NHK ニュース