衆院しゅういん解散かいさん “内閣ないかく不信任ふしんにん決議けつぎ案あんが出でた時点じてんで考かんがえる”菅かん首相しゅしょう

菅かん総理そうり大臣だいじんは、訪問ほうもん先さきのイギリスで同行どうこうの記者きしゃ団だんに対にたいし、内閣ないかく不信任ふしんにん決議けつぎ案あんが提出ていしゅつされた場合ばあいに衆議しゅうぎ院いんの解散かいさんに踏み切ふみきるかどうかは、出でた時点じてんで考かんがえたいとした上うえで、衆議院しゅうぎいんの解散かいさんは、「これから、いつあってもおかしくない状況じょうきょうが続つづいていくのだろう」と述のべました。

この中なかで菅かん総理そうり大臣だいじんは、野党やとう側がわから内閣ないかく不信任ふしんにん決議けつぎ案あんが提出ていしゅつされた場合ばあいに衆議しゅうぎ院いんの解散かいさんに踏み切ふみきるかどうかについて、「新型しんがたコロナ対策たいさくを徹底てっていして行いっているときなので、出でた時点じてんで考かんがえたい」と述のべました。

その上うえで、衆議院しゅうぎいんの解散かいさん・総そう選挙せんきょの時期じきについて「私わたしの任期にんきは決きまっているので、これから、いつあってもおかしくない状況じょうきょうが続つづいていくのだろうと思おもう。ただ、最さい優先ゆうせんは、新型しんがたコロナ対策たいさくで1人にんでも多おおくの国民こくみんの皆みなさんに安心あんしん安全あんぜんの環境かんきょうを1日にちも早はやく作つくりたい」と述のべました。

また、自民党じみんとうの二に階かい幹事かんじ長ちょうの党とう運営うんえいについて「指導しどう力りょくを発揮はっきし、安定あんていした党とう運営うんえいをしていただき、感謝かんしゃしている。党とうの問題もんだいに神経しんけいを使つかわずに国政こくせいに専念せんねんできている」と評価ひょうかしました。

さらに、10都道とどう府県ふけんに出だしている緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんの扱あつかいについては、客観きゃっかん的てきな情勢じょうせいを踏ふまえながら、専門せんもん家かの意見いけんも聴きいて、今週こんしゅう中ちゅうにも判断はんだんする考かんがえを示しめしました。

そのうえで、東京とうきょうオリンピック・パラリンピックの観客かんきゃくについて「IOCや東京とうきょう都と、組織そしき委員いいん会かいなどの5者しゃ協議きょうぎで、国内こくない感染かんせんの状況じょうきょうを踏ふまえ、他たのスポーツイベントの人数にんずうの上限じょうげんに準じゅんずることを基本きほんとして6月つきに判断はんだんすることが申し合もうしあわせになっているので、そうしたことが基本きほんになるだろう」と指摘してきしました。

一方いっぽう、韓国かんこくのムン・ジェイン（文ぶん在ざい寅とら）大統領だいとうりょうとの正式せいしきな首脳しゅのう会談かいだんについて「労働ろうどう者しゃ問題もんだいや慰安いあん婦ふ問題もんだいの韓国かんこく側がわの動うごきで、日にち韓かん関係かんけいが極きわめて厳きびしくなっている。国くにと国くにとの約束やくそくが守まもられていない状況じょうきょうで、その環境かんきょうにはない」と否定ひてい的てきな考かんがえを示しめしました。

そして、今回こんかいのG7サミットについて「今回こんかい、初はじめてサミットに出でて、非常ひじょうに家族かぞく的てきだった。人ひととの付き合つきあいは、最初さいしょは下手へたな方ほうだが、みんな、目的もくてきは一緒いっしょなので、非常ひじょうに力りきまず、言いいたいことを言いえたと思おもう」と振り返ふりかえりました。

ソース：NHK ニュース