スウェーデンのイエーテボリ大学の医者などのチームは、子宮を移植したスウェーデン人の女性が先月、男の赤ちゃんをうんだと発表しました。
女性は36歳で、うまれたときから子宮がなかったため、去年ほかの女性の子宮を移植しました。そして、ことし9月に赤ちゃんをうみました。子宮を移植した人が赤ちゃんをうむのは世界で初めてです。医者は女性も赤ちゃんも元気だと言っています。
子宮の移植は、赤ちゃんがほしいのにうむことが難しい女性のために研究が進んでいますが、安全や倫理の問題があります。日本ではこれからどうするのか、話し合いが始まっています。