福島県ふくしまけん　３年ねん前まえに放はなした鮭さけが川かわに帰かえってきた

福島県ふくしまけん楢葉ならは町まちを流ながれる木戸川きどがわは、放はなした小ちいさな鮭さけが海うみで育そだってたくさん帰かえってくる川かわです。１年ねんに約やく７万まん匹びきの鮭さけがとれていました。しかし、３年ねん前まえに原子力げんしりょく発電所はつでんしょの事故じこがあったため、漁りょうができなくなっています。

漁りょうをしていた人ひとたちは、また鮭さけの漁りょうを始はじめたいと考かんがえています。そして、放射性ほうしゃせい物質ぶっしつ（＝放射線ほうしゃせんを出だす物質ぶっしつ）を調しらべるため、２年ねん前まえから１０月がつごろ鮭さけをとっています。

２１日にちは１０人にんぐらいが川かわに入はいって鮭さけをとりました。ことし川かわに来きた鮭さけは、ほとんどが３年ねん前まえの震災しんさいと事故じこのすぐ前まえに川かわに放はなした鮭さけです。海うみで大おおきくなった鮭さけとまた会あうことができて、みんな喜よろこんでいました。

ソース：NHK ニュース