Show Furigana
最高裁判所「妊娠で女性の地位を下げてはいけない」
2014-10-24 17:30:00
広島の病院で働いていた管理職の女性は、6年前妊娠したとき、体が大変ではない仕事に移りたいと職場に言いました。仕事は変わりましたが、女性は管理職ではなくなりました。女性は、妊娠が理由で管理職ではなくなったことは法律に違反していると言って、裁判所に訴えていました。
23日、最高裁判所が判決を出しました。「特別な場合以外、妊娠したり赤ちゃんを産んだりしたことが理由で女性の地位を下げることは、法律に違反しているためできない」という判決でした。
妊娠したり赤ちゃんを産んだりした女性に職場で嫌がらせをすることが今問題になっています。最高裁判所の判決は、妊娠などをした女性を不利にしないように職場は十分考える必要があると伝えたことになります。
ソース:NHK ニュース