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「最後の審判」の絵がある礼拝堂のライトがLEDになる
2014-10-30 16:30:00
バチカンにシスティーナ礼拝堂というキリスト教の建物があります。この礼拝堂の中には、ミケランジェロが描いた「最後の審判」などの有名な絵があって、毎日、世界中から大勢の人が見に来ます。
この礼拝堂のライトが、LEDに変わりました。今までのライトには、絵の色が薄くなってしまう紫外線などが入っていました。このため、礼拝堂の中をあまり明るくできませんでした。
LEDは絵に悪い紫外線と赤外線が少ないため、今までより明るくできるようになりました。絵の美しい色や人の顔など細かいところまで見えます。
今、世界がLEDに注目しています。青い光を出すLEDを作った3人の日本人研究者がことしのノーベル物理学賞に決まりました。フランスのパリにあるルーブル美術館など、いろいろな国の美術館がLEDのライトを使い始めています。
ソース:NHK ニュース