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災害のとき 外国から来た人の役に立つアプリができる
2014-11-04 20:30:00
地震や津波などの災害が起きたとき、旅行などで日本へ来た外国人の役に立つスマートフォンなどのアプリ(=ソフトウエア)を観光庁が作りました。
このアプリをダウンロードすると、英語で緊急地震速報(=気象庁が大きな地震が来ると予測したときに出す情報)や津波警報が届きます。2011年の東日本大震災のとき、外国から来ていた人が、日本語がわからなくて困っていたため、このアプリを作りました。
このアプリには、「海の近くにいますか」や「近くで火事が起きていますか」などの質問に答えると、今何をしたらいいかなどを英語で知らせるページがあります。
台湾から旅行で来た人は「とても役に立つと思います。もし地震が起きても、このアプリでいろいろな情報を知ることができます」と話していました。
また、観光庁はホテルなどに、地震や津波が起きたとき、英語や韓国語など4つのことばで客に避難するように伝える準備や、避難の訓練をするように言っています。
日本の政府は、東京オリンピックを行う2020年までに、日本に旅行で来る外国人を2000万人に増やしたいと考えています。そのために、外国人が安心して旅行できるようにしたいと言っています。
ソース:NHK ニュース