太平洋たいへいようのクロマグロが「絶滅ぜつめつ危惧きぐ種しゅ」になる

ＩＵＣＮ＝国際自然保護連合こくさいしぜんほごれんごうは、１７日にち、太平洋たいへいようのクロマグロを「絶滅ぜつめつ危惧きぐ種しゅ」にすると発表はっぴょうしました。ＩＵＣＮは、もうすぐ絶滅ぜつめつする（＝地球ちきゅうからいなくなる）危険きけんが高たかい動物どうぶつや植物しょくぶつを絶滅ぜつめつ危惧きぐ種しゅにしています。日本にっぽんは世界せかいで最もっともたくさんクロマグロを食たべている国くにです。

ＩＵＣＮは「アジアでは、すしや刺身さしみなどにするため、太平洋たいへいようのクロマグロが少すくなくなっています」と言いっています。小ちいさい魚さかなまで取とってしまうため、太平洋たいへいようのクロマグロは２２年ねんの間あいだに１９％〜３３％ぐらい減へったと言いっています。

マグロの中なかでは、大西洋たいせいようのクロマグロや南みなみの海うみで取とれるミナミマグロなども、絶滅ぜつめつ危惧きぐ種しゅになっています。

ソース：NHK ニュース