農林水産省によると、ことし1月から10月までに日本の牛肉を輸出した金額は、去年の同じときより43%多い約62億6400万円でした。去年1年より多くて、今まででいちばんになりました。
理由は、世界で日本の食べ物の人気が高くなっていることです。病気の牛が出た日本から牛肉を輸入していなかったEUが、ことしからまた輸入を始めたことも理由です。
今月、牛を育てる農家などが集まって、日本の牛肉を世界に宣伝して売ることを決めました。
農林水産省は、2020年までに牛肉の輸出の金額をことしの4倍ぐらいの250億円にしたいと言っています。