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兵庫県の災害復興住宅 40人が「孤独死」で亡くなる
2015-01-19 11:30:00

ことしの1月17日で、阪神・淡路大震災から20年になりました。
阪神・淡路大震災では、家が壊れたり火事になったりした人が大勢いました。この人たちの中には、地震などで家がなくなった人のための災害復興住宅に住んでいる人もいます。災害復興住宅は兵庫県に265か所あります。
NHKは災害復興住宅で亡くなった人たちを調べました。その結果、去年、40人が孤独死(=世話をする人などがいないまま1人で亡くなること)だったことがわかりました。このうち32人は65歳以上でした。また、24人は、家族や友達ではなくて市の職員などが亡くなっている人を見つけました。
阪神・淡路大震災のすぐあとには、仮設住宅(=家が壊れた人がしばらく住む家)もありました。仮設住宅と災害復興住宅で孤独死で亡くなった人は、全部で1097人になります。
災害復興住宅では、去年11月に初めて、住んでいる人の50%以上が65歳以上になりました。兵庫県はお年寄りの孤独死をなくすために、近所に住んでいる人たちなどと協力していくことにしています。
ソース:NHK ニュース