Show Furigana
東日本大震災から4年「子どもたちの体力が下がった」
2015-03-06 17:30:00

2011年3月11日の東日本大震災からもうすぐ4年になります。
NHKはことしの1月から2月、震災で被害があった岩手県、宮城県、福島県の710の小学校と中学校に、子どもたちの体力や学力について質問しました。531の学校が答えました。
その結果、震災の前と比べて子どもたちの体力や学力が「とても変わった」と「少し変わったと考えている」という答えが31%になりました。
どのように変わったか聞くと、「体力が下がった」が77%、「学力が下がった」が36%、「太りすぎ」や「やせすぎ」が35%などでした。
福島県では、半分の学校が子どもたちの体力が下がったと考えていることがわかりました。原因について「原子力発電所の事故のあと、外で遊ぶことができなくなったときがあったためです」と書いた学校もありました。
岩手県や宮城県の学校からは「運動場に仮設住宅(=家が壊れた人などがしばらくの間住む家)があって、十分に運動することができません」という意見がありました。
ソース:NHK ニュース