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バイデン政権、北極圏保護区の資源採掘リース権差し止めへ 前政権の措置覆す
2021-06-03 08:46:47

バイデン米政権が、米アラスカ州の北極圏国立野生生物保護区(ANWR)での原油とガスの採掘のリース権を差し止める意向であることが分かりました。
この大統領令では、前回の環境評価における不適切性といった、「このプログラムの底流にあるとみられる法的欠陥」が指摘されていました。
今回の停止措置は、産業界の利益に沿う傾向があると自然保護団体や民主党が指摘していたトランプ前政権の環境政策を覆す、バイデン政権の新たな動きと言えます。
内務省によると、同政権下の今年1月6日にリース権が販売され、43万エーカー(1740平方キロ)あまりの9つの地区について10年間のリース権が設定されていました。
ソース:NHK ニュース