7月3日、熱海市の伊豆山地区で起きた大規模な土石流では住宅などおよそ130棟が被害を受け、これまでに9人が亡くなっています。
11日、熱海市網代では日中の最高気温が32.3度まで上がり、現場は強い日ざしが照りつける中、警察や消防、自衛隊などが住宅が流された場所を中心に捜索を続けました。
警察や静岡県によりますと、新たに1人の遺体が見つかり、この土砂災害で亡くなったのは10人になりました。
また10日までに死亡が確認された人のうち身元が分かっていなかった1人について、静岡県は11日、古川靜子さん(77)と確認されたと発表しました。
これにより行方不明の人は1人減って18人になりました。
一方、市内のホテルではおよそ580人が避難生活を続けていて、熱海市は避難している人たちが生活に必要なものを持ち出せるよう12日から3日間状況を見ながら「一時帰宅」を計画しています。
市や県はり災証明書の発行や公営住宅の確保などを進め、生活再建の支援も急ぐことにしています。
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熱海 土石流 新たに1人の遺体見つかる 死者10人に
2021-07-11 11:10:29

大規模な土石流が発生した静岡県熱海市で11日、新たに1人の遺体が見つかり、今回の土砂災害で亡くなった人は10人になりました。いまも18人が行方不明になっています。
行方不明は18人に
ソース:NHK ニュース