天皇陛下は18日午後3時、長袖シャツとズボンに黒い長靴を履いた姿で皇居にある水田に入られました。
この水田はおよそ240平方メートルあり、昭和天皇のころから稲作を奨励するためとして毎年コメ作りが行われていて、天皇陛下は15センチほどに育った稲の苗20株を丁寧に植えられました。
これらの苗は先月、天皇陛下がみずから種もみをまかれたもので、もち米の「マンゲツモチ」と、うるち米の「ニホンマサリ」の2種類あります。
秋に収穫されるコメは、11月に宮中で行われる新嘗祭(にいなめさい)などで使われることになっています。