米べいノババックスのコロナワクチン 都内とないの医療いりょう機関きかんで接種せっしゅ始はじまる

国内こくないで4種類しゅるい目めの新型しんがたコロナワクチンとなる、ノババックスのワクチンの接種せっしゅが都内とないの医療いりょう機関きかんで始はじまりました。

アメリカの製薬せいやく会社かいしゃノババックスが開発かいはつしたワクチンは先月せんげつ承認しょうにんされ、今月こんげつ25日にちに公的こうてきな予防よぼう接種せっしゅに追加ついかされました。

27日にち、東京とうきょう 文京ぶんきょう区くの順天堂大学じゅんてんどうだいがく医学部いがくぶ付属ふぞく順じゅん天堂てんどう医院いいんで、副ふく反応はんのうや有効ゆうこう性せいを分析ぶんせきするための調査ちょうさの一環いっかんとして接種せっしゅが始はじまりました。

ノババックスのワクチンはファイザーやモデルナとは異ことなる仕組しくみで、これまでのワクチンでアレルギー反応はんのうが出でた人ひとや、2回かい目めまではアストラゼネカを打うった人ひとが接種せっしゅすると想定そうていされています。

27日にちに接種せっしゅした5人にんもこれまでアストラゼネカのワクチンを打うったということで、会社かいしゃ員いんの62歳さいの男性だんせいは「国内こくないで生産せいさんされるワクチンとして期待きたいしていたので、打うててよかった」と話はなしていました。

この医療いりょう機関きかんでは今後こんご500人にんに接種せっしゅを行おこない、体温たいおんや接種せっしゅ部位ぶいの変化へんかなどを4週間しゅうかん記録きろくしてもらって分析ぶんせきすることにしています。

順天堂医院じゅんてんどういいんの高橋たかはし和久かずひさ院長いんちょうは「ワクチンに対にたいする安心あんしん感かんにつなげるためにもしっかり調しらべていきたい」と話はなしていました。

ノババックスのワクチンの接種せっしゅは各地かくちの自治体じちたいでも始はじまっていて、7月末げつまつにかけては500万まん回分かいぶんが自治体じちたいに配送はいそうされる予定よていです。

ソース：NHK ニュース