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ラグビー リーグワン 初代チャンピオンはパナソニック
2022-05-29 08:58:17

ラグビー、リーグワンのプレーオフトーナメントの決勝が29日、国立競技場で行われ、パナソニックが18対12でサントリーに勝って優勝しました。
ラグビーのリーグワンは日本代表の強化や地域密着型の運営を目指して去年までのトップリーグを刷新して今シーズンから始まったリーグです。
29日はサントリーとパナソニックによるプレーオフトーナメントの決勝が行われ、会場の国立競技場にはリーグワンとして最多となる3万3604人の観客が訪れました。
去年、トップリーグの決勝でも対戦しているチーム同士の試合は前半、サントリーがリーグ戦の得点王、ダミアン・マッケンジー選手のペナルティーゴールで先制しましたが、その後パナソニックは山沢拓也選手のペナルティーゴールで追いつくと、マリカ・コロインベテ選手のトライなどで逆転し、10対3とリードしました。
後半、パナソニックはサントリーのマッケンジー選手に立て続けにペナルティーゴールを決められ1点差に迫られる場面もありましたが、33分にディラン・ライリー選手のトライなどで突きはなして18対12で勝ち、リーグワンの最初のシーズンのチャンピオンに輝きました。
稲垣選手「最高の環境でプレー ファンのおかげ」
パナソニックの稲垣啓太選手は「シーズンを通して調整が難しかったが、最後にいい形で締めくくることができて最高だ。80分間を通して相手にプレッシャーをかけることをテーマに臨み、それが遂行できた。初めての国立競技場で最高の環境でプレーできたのはファンの皆さんのおかげだと思う」と話していました。
パナソニック 優勝までの軌跡
パナソニックは群馬県太田市から埼玉県熊谷市に本拠地を移転して新たなスタートを切りました。
しかし、リーグが開幕したことし1月、チームに新型コロナウイルスの感染者が出た影響で開幕戦から2試合続けての不戦敗からのスタートとなりました。
それでもその後、“笑わない男”稲垣啓太選手や堀江翔太選手などワールドカップを経験している選手たちが引っ張り、以降のリーグ戦で14連勝と圧倒的な強さを見せました。
選手層の厚さを生かした組織的な守備が持ち味で、リーグ戦の失点数はディビジョン1の12チームで2番目の少なさでした。
パナソニックは結局、開幕から2試合連続での不戦敗以降は一度も敗れることなくリーグワンの初代チャンピオンに輝きました。
しかし、リーグが開幕したことし1月、チームに新型コロナウイルスの感染者が出た影響で開幕戦から2試合続けての不戦敗からのスタートとなりました。
それでもその後、“笑わない男”稲垣啓太選手や堀江翔太選手などワールドカップを経験している選手たちが引っ張り、以降のリーグ戦で14連勝と圧倒的な強さを見せました。
選手層の厚さを生かした組織的な守備が持ち味で、リーグ戦の失点数はディビジョン1の12チームで2番目の少なさでした。
パナソニックは結局、開幕から2試合連続での不戦敗以降は一度も敗れることなくリーグワンの初代チャンピオンに輝きました。
ソース:NHK ニュース