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体育大会中に約40人が熱中症の症状 8人搬送 大阪の中高一貫校
2022-06-02 08:44:03

2日午後、大阪 中央区にある中高一貫校で、体育大会中に複数の生徒が熱中症になったと通報がありました。生徒およそ40人が熱中症の症状を訴えて、このうち8人が病院に搬送されたということです。
2日午後3時すぎ、大阪 中央区玉造にある中高一貫校「大阪女学院」で、教員から「複数の生徒が体育大会中に熱中症になった」と通報がありました。
消防などによりますと、これまでに中学校と高校の生徒合わせておよそ40人が熱中症の症状を訴え、このうち8人が病院に搬送されたということです。
今のところ、症状が重い生徒は確認されていないということです。
学校の運動場では、午前中から中学校と高校の合同の体育祭が行われていたということです。
2日、大阪市では、日中の最高気温が29.2度に達していました。
生徒の母親 “応援合戦の最中に多くの生徒が体調不良訴え”
高校3年生の娘が救急車で病院に搬送された母親は「応援合戦の最中に多くの生徒が体調不良を訴えたと聞いています。娘に会ったが、最初は体が動かせないような状態だったが、いまは少し快方に向かっています」と話していました。
この時期 汗がうまくかけず 熱中症のリスク高く
専門家などによりますと、この時期は、体がまだ暑さになれておらず、熱が逃げにくく、汗がうまくかけずに熱中症になるリスクが高くなりやすいということです。
そのため、運動する際は積極的な水分や塩分の補給をするとともに、温度だけでなく湿度なども加味した「暑さ指数」を参考に、積極的に休憩を取り入れるなどして、熱中症予防に努めて欲しいとしています。
また、体が暑さに慣れる「暑熱順化」には2週間ほどかかるということで、気温が高くなりはじめ、やや暑いなと感じるくらいの日に、外で30分ほど散歩をしたり、家でも週に2回程度はしっかりとお湯につかって入浴するなど、少しずつ汗をかいておくことも重要だということです。
そのため、運動する際は積極的な水分や塩分の補給をするとともに、温度だけでなく湿度なども加味した「暑さ指数」を参考に、積極的に休憩を取り入れるなどして、熱中症予防に努めて欲しいとしています。
また、体が暑さに慣れる「暑熱順化」には2週間ほどかかるということで、気温が高くなりはじめ、やや暑いなと感じるくらいの日に、外で30分ほど散歩をしたり、家でも週に2回程度はしっかりとお湯につかって入浴するなど、少しずつ汗をかいておくことも重要だということです。
ソース:NHK ニュース