ロシア軍ぐん　ウクライナ東部とうぶセベロドネツクの8割制圧わりせいあつ

　ロシアによる侵攻しんこうで激はげしい攻防こうぼうが続つづくウクライナ東部とうぶルハンシク州しゅうのセベロドネツクについて、ロシア軍ぐんが8割わりを制圧せいあつしたと現地げんちの知事ちじが明あきらかにしました。
　東部とうぶルハンシク州しゅうのハイダイ知事ちじは1日ついたち、ウクライナ軍最後ぐんさいごの拠点きょてんとされるセベロドネツクの戦況せんきょうについて、8割わりがロシア軍ぐんに制圧せいあつされたと明あきらかにしました。
　ただ、ウクライナ軍ぐんも抗戦こうせんを続つづけていて、ロシア兵へい6人にんを拘束こうそくしたと述のべました。
　ロシア軍ぐんは、隣接りんせつするリシチャンシクについても「包囲ほういはほぼ終おえていて制圧せいあつも時間じかんの問題もんだいだ」としていて、攻勢こうせいを強つよめています。
　ロシア軍ぐんがこのセベロドネツクとリシチャンシクを制圧せいあつすれば、ルハンシク州全域しゅうぜんいきを支配しはいすることになります。
　一方いっぽうで、ウクライナメディアによりますと、ロシア軍ぐんが制圧せいあつを宣言せんげんしている南部なんぶへルソン州しゅうではウクライナ軍ぐんが反撃はんげきを続つづけています。
　ウクライナ軍ぐんが1日ついたちまでに北部ほくぶにある20以上いじょうの集落しゅうらくをロシア軍ぐんから奪還だっかんし、南みなみに向むけさらに進軍しんぐんしているということです。

ソース：NHK ニュース