ゼレンスキー大統領だいとうりょう　ロシア軍ぐんの修道院攻撃しゅうどういんこうげきを非難ひなん

　ロシアによる侵攻しんこうが続つづくウクライナのゼレンスキー大統領だいとうりょうは、激はげしい攻防こうぼうとなっているウクライナ東部とうぶで住民じゅうみんが避難ひなんしていた歴史的価値れきしてきかちの高たかい修道院しゅうどういんが攻撃こうげきされたとロシアを非難ひなんしました。
　ゼレンスキー大統領だいとうりょうは4日よっか、東部とうぶドネツク州しゅうにある修道院しゅうどういんがロシア軍ぐんの攻撃こうげきを受うけ、全焼ぜんしょうしたと発表はっぴょうしました。
　近ちかくに軍事施設ぐんじしせつはなく、住民じゅうみん300人にんほどが避難ひなんしていたということです。
　数日前すうじつまえにも攻撃こうげきがあり、4人にんが死亡しぼうしたとも明あかし、これまでに113の教会きょうかいが被害ひがいを受うけたとロシア軍ぐんを非難ひなんしています。
　ロシアが多おおくの歴史的建造物れきしてきけんぞうぶつを破壊はかいしてきたとして、国連こくれんに対たいし、ユネスコからロシアを追放ついほうするよう求もとめました。
　ゼレンスキー大統領だいとうりょうは「モスクワの一人ひとりが命令めいれいを下くだすだけで、いつでも終おわらせることができる」と戦闘せんとうの終結しゅうけつを重かさねて訴うったえました。

ソース：NHK ニュース